【カテゴリ】化粧品 企画・開発の事例
新 商 品
全国の取扱店スタッフを対象に商品知識の勉強会を開催
依頼内容
自然派の石鹸を販売しているお客様から、その石鹸に合わせたスキンケアラインを作りたいとご依頼をいただきました。
弊社対応&経過
当社からは現在販売中のこだわり石鹸のコンセプトを崩さないような成分や処方を企画し、クレンジング、化粧水、美容ジェルの試作品をご提供させていただきました。
お客様の販売店スタッフにテスト使用していただきました。その感想をもとに数回試作を繰り返し、最終的にはクリームまで一種類追加の受注をいただき、クレンジング→洗顔(石鹸)→化粧水→美容液→美容クリームのフルライン化粧品の受注に至りました。
このラインのシリーズ名、ロゴマークまで当社で企画サポートし、納品後はアフターフォーロ-として全国の取扱店スタッフを対象に勉強会を年数回開催しております。
新 商 品
インターネット市場販売に適した化粧品のご提案
依頼内容
化粧品をインターネットで販売しているお客様から、新アイテムとして美容液のご依頼がありました。
当社対応
早速、当社の企画開発会議に議題をかけ、すでにある既存のクレンジングと化粧水を活かしながら、インターネット販売市場に適した特長のある商品提案を心掛け取り組ませていただきました。
また、化粧品は薬事が厳しいことから、いくら効果の高い良いものを作ったとしてもそれらを表現することができないため、薬事に払拭せずに他と差別化ができるような特長のある商品を企画いたしました。
また、処方はベース処方から天然にこだわった自然派のノンケミカル処方にし、ノンケミカルでありながらも滑らかで濃厚な潤いを持たせた美容液を作り上げることができました。
経過&お客様の声
発売後、美容液は大変好評をいただき、既存の商品の売り上げを超えるような販売になっているとご連絡をいただきました。
その後、既存のクレンジングと化粧水のリニューアルもご依頼をいただき、試作を進めております。
商品リニューアル
売れ行きがよくないノンシリコンシャンプーのご提案
依頼内容
現在販売中のノンシリコンシャンプーの売れ行きがあまりよくないため、リニューアルを考えているというご相談がありました。
当社対応
実際にそのシャンプーを当社企画部全員で使用し、意見や感想を集約いたしました。
感想は髪がギシギシして指どおりもよくない、香りが芳香剤のような匂い等々、色々な意見が出てきました。
ノンシリコンシャンプー =(イコール)自然派的な商品を望まれているユーザー様が多いことを踏まえ、使用感はもとより、デザインから香りまでトータルに改善し、試作品を提供させていただきました。
お客様の女性社員の方々が中心になり試作品をテストしたところ、髪のきしみ感も無くなり、香りでも癒されるという高評価をいただきました。
経過&お客様の声
現在、シャンプーの売れ行きが以前の3倍に伸び、その後、トリートメントのリニューアルのご注文もいただきました。
商品リニューアル
ターゲット年齢層にあったテクスチャー、香り、デザインをトータルでご提案
依頼内容
エステ会社を経営されているオーナー様からのご依頼で、お客様のお取扱い商品の中でなかなか売上が伸びなく困っている美容クリームのリニューアルのご依頼がありました。
当社対応
実際にその美容クリームを持ち帰り、すぐに社内の企画開発会議にて打合せを行いました。先方のコンセプトを理解した上で、市場データに基づき、テクスチャーや香り等も含めて確認したところ、商品自体が先方の販売市場から大幅にずれている商品であるといった結論にたどり着きました。
その後、何度もオーナー様へヒアリングを重ねたところ、オーナー様が作りたいものと、本来の販売市場のターゲット層に大きなズレがあることがわかり、その旨をお伝えした上で新しくコンセプトを立てなおし、テクスチャー、香り、デザイン全てをトータルでご提案させていただきました。
経過&お客様の声
オーナー様の意向とはまったく違った商品のご提案でもあったため、経過がとても気になっておりましたが、リニューアル後は売り上げが今までの5倍になったといううれしいご連絡をいただき、ホッといたしました。また、現在は別のリニューアル商品のお話をいただいております。
化粧品新規参入
海外輸出用の化粧品製造
依頼内容
都内で美容クリニックを開院されているお客様から、クリニックで取り扱えるような効果の高いドクターズコスメを作りたいというご相談がありました。販路として院内販売はもちろん、インターネットや海外への輸出も考えていらっしゃるとのお話でした。
当社対応
詳しいお話を伺ったところ、海外は中東への輸出とのことでしたので、それならハラル※問題もクリアした仕様にした方が良いのでは?とお客様へお伝えしたところ、その方向でお願いしたい旨のご連絡をいただき、その仕様を踏まえた上での商品開発を行いました。
また、クリニック内での院内の取扱商品なので、期待を裏切らない効果を感じられる高濃度の有効成分を限界まで配合した商品を企画いたしました。
高濃度商品は分離の問題もあることから、処方は100種類以上作り上げ、安定化テストを同時に行いながら、クリニックの医師はもちろん看護師の方やターゲット層の女性たちに幅広くお試しいただき、使用感や効果等のアンケートを取り、そのアンケート結果が一番良かったものを商品化いたしました。
※ハラル:イスラム教の教えに基づき「合法的なもの」「許されたもの」という意味で、化粧品では原材料にポークエキス、ゼラチン、豚脂などを利用することができません。
経過&お客様の声
現在はクリニックに訪れる多くのお客様を中心に、お客様同士の口コミからその化粧品だけを買いに訪れる方がいらっしゃるようになったとうれしいお話をいただきました。